協力関係のマイグレーション

2 つのシステム間の接続のタイプを変更する場合、既存のリモート・コピー協力関係および関係をマイグレーションすることができます。

新規 IP アドレスへの既存のリモート・コピー関係と協力関係のマイグレーション

システムのシステム IP アドレスおよびデータパス IP アドレスの一方または両方を変更する場合、その手順の間、複製を一時的に停止する必要があります。ただし、ホスト入出力は続行できます。この手順の完了後、その手順の間に実行依頼されたホスト書き込み操作についてのみ、関係を再同期する必要があります。

この手順は、コードで IP 協力関係にある 2 つのシステムに適用されます。

次の手順を実行してください。
  1. 両方のシステムで IP 協力関係を停止します。
    1. システム C1 の場合: #svctask chpartnership -stop <systemid C2>
      • コマンド lspartnership は、システム C1 で fully_configured_stopped として報告します。
      • コマンド lspartnership は、システム C2 で fully_configured_remote_stopped として報告します。
    2. システム C2 の場合: #svctask chpartnership -stop <systemid C1>
      • コマンド lspartnership は、システム C1 で fully_configured_stopped として報告します。
      • コマンド lspartnership は、システム C2 でも fully_configured_stopped として報告します。
  2. 以下のコマンドを使用して、一方または両方のシステム上で IP アドレスを再構成します。

    chsystemip -clusterip <new ip> -port <ethernet port number>

    cfgportip -node <node id> -ip <new ip address> -netmask <new netmask> -gw <new gateway>

  3. 再構成された IP ごとに、リモート・システム上で協力関係を再構成します。

    システム C1 でシステム IP が変更された場合は、システム C2 で、次のようにします。#svctask chpartnership -clusterip <system IP of system C1> <systemid C1>

    システム C2 でシステム IP が変更された場合は、システム C1 で、次のようにします。#svctask chpartnership -clusterip <system IP of system C2> <systemid C2>

  4. 協力関係を再開します。

    システム C1 の場合: #svctask chpartnership -start <systemid C2>

    システム C2 の場合: #svctask chpartnership -start <systemid C1>

  5. 停止された関係をすべて再開します。

既存のリモート・コピー関係と協力関係を 1 Gbps リンクから 10 Gbps のリンクにマイグレーション (逆も可)

既存のデプロイメントの 1 Gbps リンクから 10 Gbps リンクへのマイグレーションを試みる前に、IP 協力関係の構成のトピックにある制限や考慮事項の要件を参照してください。
注: リンクの速度は混用できません。例えば、リンクが 2 つある場合、両方のリンクを 10 Gbps リンクにするか、両方を 1 Gbps リンクにする必要があります。

この手順は、2 つの 1 Gbps リンクを介して相互に IP 協力関係にある 2 つのシステムに適用されます。

次の手順を実行してください。
  1. -access フラグを指定せずに関係を停止し、各関係の状態が in_sync であることを確認します。
  2. すべてのリモート・コピー関係を停止した後、両方のシステムで IP 協力関係を停止します。
    1. システム C1 の場合: #svctask chpartnership -stop <systemid C2>
      • コマンド lspartnership は、システム C1 で fully_configured_stopped として報告します。
      • コマンド lspartnership は、システム C2 で fully_configured_remote_stopped として報告します。
    2. システム C2 の場合:#svctask chpartnership -stop <systemid C1>
      • コマンド lspartnership は、システム C1 で fully_configured_stopped として報告します。
      • コマンド lspartnership は、システム C2 でも fully_configured_stopped として報告します。
  3. それぞれのリモート・コピー・ポート・グループで、10 Gbps リンクのデータ・パス IP ポート上に (cfgportip を使用して) 構成された IP アドレスを追加します。
    • システム C1 の場合: #svctask cfgportip -node <node_id> -remotecopy <portgrp_id_1_or_2> <port_no_3/port_no_4>
    • 既存の 1 Gbps ポートを、次のコマンドを使用して、リモート・コピー・グループから削除します。

      #svctask cfgportip -node <node_id> -remotecopy 0 <port_no_1/port_no_2>

    • システム C2 の場合: #svctask cfgportip -node <node_id> -remotecopy <portgrp_id> <port_no_3/port_no_4>
    • 既存の 1 Gbps ポートを、次のコマンドを使用して、リモート・コピー・グループから削除します。

      #svctask cfgportip -node <node_id> -remotecopy 0 <port_no_1/port_no_2>

    注: このステップにより、リモート・コピー状況は、used から変更され unused として示されます。これは新規 IP アドレスの新規パスのディスカバリーがまだ実施されていないためです。
  4. IP 協力関係を開始します。
    • システム C1 の場合: #svctask chpartnership -start <systemid C2>
    • システム C2 の場合: #svctask chpartnership -start <systemid C1>
      注: これで IPv6 アドレス上の新しいデータ・パスが使用可能になったので、協力関係は、最初に not_present に変更された後、fully_configured に変更されます。not_present のまま残る場合、ノード・エラー/DMP をモニターして、起動されるかどうか調べ、トラブルシューティング・セクションで該当する DMP をチェックします。
  5. リモート・コピー関係を開始します。

この手順により、1 Gbps リンクから 10 Gbps リンクへのマイグレーションが完了します。10 Gbps ポートを適宜 1 Gbps ポートに置き換えることで、10 Gbps から 1 Gbps へのマイグレーションにも同じ手順を適用できます。